ロンドン発, Nov. 04, 2025 (GLOBE NEWSWIRE) -- 国際的に著名な法学者、法律家、公務員であるスピリドン・フロガイティス教授が、2025年グローバル・シチズン・アワードの受賞者として発表された。 同教授は、大陸を越えて法改革と市民的価値観を育成する機関である欧州公法機関 (European Public Law Organization: EPLO) の理事兼会長である。 スイスの非営利人道支援団体アンダン財団 (Andan Foundation) との提携により、国際的居住・市民権の大手アドバイザリー会社ヘンリー&パートナーズ (Henley & Partners) が毎年授与しているこの賞は、同教授が民主的制度の強化、法の支配、そして脆弱なコミュニティの司法アクセス向上に生涯をかけて取り組んできたことを称えるものである。
この名誉ある賞は、国際社会の改善と支援に向けて並外れた勇気と献身を示した個人を称えるもので、ロンドンで開催された第19回グローバル・シチズンシップ・カンファレンス (Global Citizenship Conference) の祝賀レセプションで授与された。この式典には、政府首脳、大使、政府高官や一流の学者、そして一流の個人顧客アドバイザーや資産管理の専門家が出席した。
フロガイティス教授は、特に民主主義が脆弱な地域や危機後の復興地域において公法・法教育・制度改革を推進するためのたゆまぬ活動が評価され、グローバル・シチズン・アワードを受賞した。 欧州公法機関 (EPLO) の理事兼会長として、同教授は地方自治の改善、公務員の育成、社会的弱者層の司法アクセス拡大に向けた画期的な取り組みを主導してきた。 その取り組みは南東ヨーロッパおよびその周辺地域に永続的な影響をもたらし、人権を擁護し市民参加を可能にする法的枠組みを育んできた。
ヘンリー&パートナーズの会長およびアンダン財団の創設者であるクリスチャン・H・ケーリン博士 (Dr. Christian H. Kaelin) は、受賞者の素晴らしい貢献を称えた。 「フロガイティス教授は、法が平和、尊厳、包摂のための変革の力となり得ることを示してきました。 正義、民主主義のレジリエンス、そして国境を越えた協力への献身的な取り組みは、地球市民のあるべき姿を体現しています。 その知性と誠実さによって制度を形作り、次世代を鼓舞してきた指導者を称えられることを光栄に思います。」
グローバル・シチズン・アワードの選考プロセスは、グローバル・シチズン・アワード委員会の多数決に基づいて行われる。 賞品は、イタリアの一流アーティストであるアントニオ・ノチェラ (Antonio Nocera) がデザインした特注の彫刻メダル、グローバル・シチズン・アワード委員会の委員長による署名入り賞状、および賞金2万米ドル (約308万円) である。賞金は、受賞者の人道支援活動の支援に使われる。 また、ヘンリー&パートナーズは、受賞者と最短1年間にわたり密接に連携し、受賞者の活動に対する認知度を高め、世界で70を超える同社の事務所ネットワークを通じてその活動を支援することを約束する。
グローバル・シチズン・アワードは、創設以来、多くの卓越した個人を表彰してきた。 第1回受賞者は、難民人道支援プロジェクトシー・ウォッチ (Sea-Watch) を立ち上げたドイツの企業家ハラルド・ヘップナー氏 (Harald Höppner) であった。 その他の過去の受賞者には、アフリカ最大の災害救援組織ギフト・オブ・ザ・ギバーズ・ファウンデーション (Gift of the Givers Foundation) のイムタズ・スーリマン博士 (Dr. Imtiaz Sooliman)、法的身分を証明できない世界約11億人に希望をもたらすデジタル身分証明プロジェクトであるザ・ヒューマナイズド・インターネット (The Humanized Internet) の共同創設者モニーク・モロー氏 (Monique Morrow)、人身取引の被害者に権利を求める東南アジアでの活動で知られるパシフィック・リンクス・ファウンデーション (Pacific Links Foundation) の共同創設者兼代表、ディエプ・ブオン氏 (Diep Vuong)、イラク、北アイルランド、南アフリカにおける紛争解決と和解への取り組みが評価されたパドレイグ・オマリー教授 (Prof. Dr. Padraig O’Malley)、ナイジェリアにおける孤児支援と過激派暴力被害者擁護の人道活動が評価されたザンナ・ブカル・ムスタファ氏 (Zannah Bukar Mustapha) などが名を連ねる。 昨年は、人権活動の先駆者であり、モルディブ元大統領、気候脆弱性フォーラム (Climate Vulnerable Forum) の事務総長であるモハメド・ナシード氏 (The Hon. Mohamed Nasheed) が、地球規模の気候変動対策における指導力、環境持続可能性と脆弱な国々の権利に対するたゆまぬ提唱が評価されて同賞を贈られた。
ヘンリー&パートナーズとアンダン財団の表彰に感謝し、フロガイティス教授は次のように述べている。「この賞をいただき、本当に光栄に思います。 卓越性と奉仕の価値観、そして家族と故郷から受け継いだ不変の教えに導かれた仕事が高く評価されたことを、とても名誉に感じます。」
フロガイティス教授が受賞した際の画像、およびインタビューの依頼は、
サラ・ニクリン (Sarah Nicklin)
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