カリフォルニア州サンタクララ発, Sept. 26, 2025 (GLOBE NEWSWIRE) -- ある場所に存在するデータにAIを提供する唯一の企業であるクラウデラは、デル・オブジェクトスケールとの統合を発表し、両社の共同ソリューション「ジョイントAIイン・ア・ボックス・オファリング (joint AI-in-a-Box offering)」を進化させ、スケール、ガバナンス、経済的明確性を備えた包括的なプライベートAIプラットフォームを構築した。 この協業により、共同顧客は完全に検証済みかつ統合されたデータプラットフォームを利用でき、クラウデラの全てのコンピュートエンジンをデル・テクノロジーズ・オブジェクトスケール (Dell Technologies ObjectScale) ストレージ上で直接実行できるようになる。 クラウデラは、本日9月25日にニューヨークのグラスハウスで開催されている同社のデータとAIに関する主要イベントであるクラウデラ・エボルブ25 (Cloudera EVOLVE 25) において、プライベートAIプラットフォームを発表した。
企業におけるAIの成功を妨げている最大の課題のひとつは、データがどこに存在し、どのようにアクセスするかという複雑さである。 実際、クラウデラが本日併せて発表した最新の調査報告書「人工知能 (AI) の進化:企業AIとデータアーキテクチャの現状 (The Evolution of AI: The State of Enterprise AI and Data Architecture)」によると、IT(情報技術) リーダーは依然として多様なストレージ用アーキテクチャを使用しており、回答者の63%がプライベートクラウド、52%がパブリッククラウド、42%がデータウェアハウスを挙げている。 企業データを、その形態を問わず、あらゆる場所で100%安全かつ効果的に管理できなければ、組織が業務にAIを適用して十分な情報に基づいた戦略的判断を下すことは不可能である。
これらの課題に対処するために、クラウデラはデル・テクノロジーズ (Dell Technologies) と提携し、共同顧客が構造化データと非構造化データをすべて1か所に保存し、それに迅速かつ安全にアクセスできるようにした。 あらゆる場所に存在するデータにAIを提供する唯一のデータ&AIプラットフォーム企業として、クラウデラは明確なルール、セキュリティ、ガバナンスを備えたデータ管理を企業に提供している。 さらに、この協業により、クラウデラのユーザーはデル・オブジェクトスケールをS3互換のオブジェクトストアとしてAIワークロードに活用できるようになった。
- クラウデラAIワークベンチ (Cloudera AI Workbench):ガバナンスされたデータを用いてAIモデルを構築・訓練・改良するための安全な環境
- クラウデラ・インファレンス・サービス (Cloudera Inference Service):これらのAIモデルを大規模に効率的かつ経済的に展開・活用するための仕組み
- クラウデラ・エージェント・スタジオ (Cloudera Agent Studio):業務全体にわたるタスクを自動化できるスマートAIエージェントを設計・活用するためのツール
デル・テクノロジーズのAIインフラにおけるリーダーシップと、クラウデラの安全なデータプラットフォームおよびAIツールを組み合わせることで、完全なプライベートAIシステムが構築され、企業に大きなビジネス価値を提供する。 企業はAIをより迅速に導入し、全体的なコストを削減し、AIシステムを完全に信頼するという、規制の厳しい業界にとって極めて重要なことが可能となる。 このソリューションにより、企業はAIにおける最も差し迫った課題に取り組むことができる。 これにより、データ移動の障害を克服し、AIをより手頃にし、AIタスクの管理を簡素化し、信頼性と効率性を備えたプライベートAIエージェントを展開することができる。
クラウデラの最高戦略責任者 (CSO) であるアバス・リッキー (Abhas Ricky) は以下のように述べている。「企業には、自社とともに成長し、データを安全に保ち、明確で予測可能なコストを持つAIシステムが必要です」。 「デル・オブジェクトスケールとクラウデラを組み合わせることで、組織は安全なデータを活用してAIユースケースを実用化し、それらを効率的に展開し、スマートエージェントを創出することができます。これらはすべて予測可能な経済性のもとで実現され、隠れた料金は発生しません。 これは、大企業がAIを活用し、インテリジェントエージェントを創出するための最速かつ最も信頼できる方法です。 クラウデラは、ガバナンスされた企業データをAIサービスと最新のストレージ上で統合できる独自の立場にあり、ガバナンス、パフォーマンス、明確な経済性を産業規模で組み合わせた唯一のプライベートAIプラットフォームを実現しています」。
デル・テクノロジーズISG製品管理部門上級副社長であるトラビス・ビジル (Travis Vigil) は以下のように述べている。「この協業は、顧客がデータを管理しスケールさせる際に、より柔軟性を持てるようにするという我々の共通のコミットメントを反映しています」。 「デル・オブジェクトスケールがクラウデラと統合されたことで、ストレージとAIをより緊密に結び付け、ビジネス成長を促進する、よりスマートで迅速な意思決定を顧客が実現できるよう支援しています」。
今後開催予定のエボルブ25イベントをこちらから登録されたい。デル・オブジェクトスケールと連携したクラウデラのプライベートAIプラットフォームについての詳細はこちらを参照されたい。
クラウデラについて
クラウデラは、大規模企業が自社のデータが存在するあらゆる場所にAIを適用する際に、信頼している唯一のデータ&AIのプラットフォーム企業である。 他のプロバイダーとは異なり、クラウデラは、実績あるオープンソース基盤を活用し、パブリッククラウド、データセンター、エッジを統合する一貫したクラウド体験を提供している。 ビッグデータ分野のパイオニアとして、クラウデラは企業があらゆる形式のデータにAIを適用し、100%のデータを制御できるよう支援することで、統合されたセキュリティ、ガバナンス、リアルタイム予測インサイトを提供している。 世界中のあらゆる業界の最大手企業が、意思決定を変革して、最終的には利益の向上、脅威からの保護、さらには人命救助を実現するために、クラウデラを活用している。
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