ロンドン発 , Sept. 12, 2025 (GLOBE NEWSWIRE) -- サウジアラビアをバイオテクノロジーの世界的拠点として位置付けるための歴史的な一歩として、サラット・ベンチャーズYイノベーションズ・バイオテック・ファンド (英国) は本日、アロケーター・ワン (Allocator One) を中核とするバイオテック・ファンドの設立を発表した。同ファンドは、サウジアラビア市場および周辺の中東・北アフリカ (MENA) 地域との戦略的つながりを持つバイオテクノロジー企業に対し、約5,000万ドル (約73億6,760万円) を投資する見込みである。 同イニシアチブは、Yイノベーションズ・グループ会社であるユング・ベンチャーズ (Yung Ventures) のジェネラル・パートナーのメーガン・ユング博士 (Dr. Megan Yung) と、サウジアラビア初の民間アクセラレーターであるヘルスジーナ (Healthgena) の元ジェネラル・パートナーであるフダ・アルファルダス博士 (Dr. Huda Alfardus) によって率いられ、ライフサイエンス分野のイノベーションの加速と、知識集約産業を通じた経済の多様化を目指すサウジアラビアのビジョン2030戦略の推進に向けた画期的な取り組みを表している。
同イニシアチブは、精力的な努力、強力な投資力、初期段階の科学的構想を世界クラスの治療薬へ転換する能力、戦略的事業開発を通じた出口戦略の最大化の実績で知られるライフサイエンス系ベンチャー複合企業であるYイノベーションズ・グループとの提携による恩恵を受けることになる。
投資チームは、Yイノベーションズのユング博士が率いる。 同博士は、民間ライフサイエンス分野、初期段階のバイオテクノロジー企業の成長、グローバルな商業化の経路において深い専門知識を持つ経験豊富な経営幹部である。 ユング氏は、複数の企業を、構想段階から開発、そして国際市場への拡大に至るまで成功裏に導いてきた。 アルファルダス博士が同氏に協力する。同博士は、比類のない地域の専門知識と、サウジアラビアの省庁およびイノベーションエコシステム全体にわたる強固なネットワークを有している。 両者は連携し、グローバルなバイオテクノロジーの専門知識と戦略的な地域パートナーシップを結びつけ、サウジアラビアにおけるポートフォリオ企業のシームレスな参入と成長を可能にする。
「サウジアラビアには、ライフサイエンス分野におけるグローバルリーダーとなるうえで、他にはない強みがあります。 私たちは、サウジアラビアと周辺の中東・北アフリカ地域におけるバイオテクノロジーの基盤構築の初期段階を支援できることを大変嬉しく思っております」とアルファルダス博士は述べている。
「私たちは、変革的な治療薬と持続可能な成長のための基盤を築きます。 サウジアラビアのバイオテクノロジー産業は、2030年までに110億~120億ドル (約1兆6,209億7,700万円~約1兆7,683億3,900万円) 規模に達すると見込まれており、このイニシアチブでは、当チームがこの市場の戦略的プレイヤーと築いた緊密な連携関係を活用する準備ができています」とユング博士は述べている。
精力的な努力で得た専門知識、グローバルな商業化の経験、サウジアラビアの戦略的インフラへの比類のないアクセスを背景に、同ファンドは、中東およびその他におけるバイオテック・ベンチャー投資の新たな基準を確立することを目指している。
報道担当者向けの問い合わせ先:
Yイノベーションズ業務担当
info@y-innovations.com
本発表に付随する写真はこちらから入手可能:https://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/e9190839-ba33-4ac9-b2e3-5e420fa6af37