インド・ムンバイ発, Aug. 22, 2025 (GLOBE NEWSWIRE) -- インドの民間損害保険会社のリーディングカンパニーであるHDFC ERGOゼネラル・インシュアランス (HDFC ERGO General Insurance Company Limited) (HDFC ERGO) は、クラウドネイティブSaaS型の基幹ソリューション群であるダック・クリーク (Duck Creek) の商品を活用し、健康保険商品の設計、引受、販売を行うインド初の保険会社となった。 この成果により、同地域における健康保険の提供および保険契約者の成果に関して、新たな基準が確立された。
すでに商業火災保険商品においてダック・クリークの最先端SaaS型ポリシー、ビリング、レーティング、インサイトソリューションを活用しているHDFC ERGOは、代理店、ブローカー、バンカシュアランス、ダイレクト、デジタルパートナーといった複数の流通チャネルに向けた健康保険事業の設計と共同開発においてダック・クリークと提携した。 インド市場特有の要件に合わせたこの新しい保険ラインの設計と導入は、プロダクトファクトリーアーキテクチャ、ローコード/ノーコード構成、オープンAPIといったダック・クリークのソリューションが持つ独自の能力のおかげで、わずか8か月で実現した。
「インドの健康保険市場は年間平均成長率約20%で成長し、2030年までに約463億7,000万米ドル (約6兆8,316億9,196万円) 規模に達すると見込まれています。 『健康なインド (Healthy India)』の実現に向けた重要なステークホルダーとして、HDFC ERGOゼネラル・インシュアランスでは、健康保険をより身近で、手頃な価格で、利用しやすいものとするため、現行の健康保険プランとサービスの強化が必要であると認識しています。 ダック・クリークと提携し、健康保険事業における提供内容を強化できることを嬉しく思います。これにより、全国における金融包摂を推進するという当社のビジョンへの取り組みを継続していきます」と、HDFC ERGOゼネラル・インシュアランス社長兼最高技術責任者のスリラム・ナガナタン (Sriram Naganathan) は述べている。
「ダック・クリーク・プラットフォームを導入したことで、STP (Straight Through Processing) 能力が向上し、お客様がシームレスに保険契約を締結できるようになり、特に既往症のあるお客様にとっても利便性が向上しています」と同氏は述べている。 「高度な商品設定やルール構成機能を備えたダック・クリーク・プラットフォームを活用することで、多くの医療引受業務を自動化できたのは大きな成果でした」。
インド市場特有のレイヤーとダック・クリークのインシュアテックが持つ本質的な機能を活用した健康保険ラインの迅速な開発は、同ソリューションの力、容易さ、そして俊敏性を示している。
「HDFC ERGOゼネラル・インシュアランスの支援による健康保険事業の立ち上げは、インドおよび同地域におけるダック・クリークにとって重要な節目となります」と、ダック・クリーク・テクノロジーズ (Duck Creek Technologies) APACマネージングディレクターのクリスチャン・エリクソン (Christian Erickson) は述べている。 「ダック・クリークは、インドの保険会社に対して最高水準の基幹インシュアテックを提供し、よりスマートに、より速く、より効率的になることを支援することに尽力しています。 この健康保険におけるイノベーションは、当社の同地域への投資と、お客様やパートナーとの協働に対する姿勢を示すものです」。
「この取り組みにより、ダック・クリークのソリューションの力が改めて証明され、保険会社が保険の未来を再構築し、築いていくことを可能にすることに私たちは大変期待しています。 また、これはダック・クリーク・テクノロジーズが、インドにとどまらずアジア全域で健康保険商品を提供する保険会社と関わる機会を開くものであり、当社は事業を拡大しつつ、既存の多国籍顧客を引き続き支援していきます」。
HDFC ERGOゼネラル・インシュアランスについて:
HDFC ERGOゼネラル・インシュアランスは、インドの大手民間損害保険会社の一つであり、プロモーターは、インドを代表する民間銀行であるHDFC銀行 (HDFC Bank Limited) と、ミュンヘン再保険グループ (Munich Re Group) の主要保険会社であるERGOインターナショナルAG (ERGO International AG) である。
HDFC ERGOは、デジタル・ファースト企業からAIファースト企業への変革を進めており、顧客に最高水準のサービス体験を提供するためにテクノロジー導入をリードしている。
同社は、リテール分野では健康、自動車、住宅、農作物、旅行、信用、サイバー、傷害保険を、法人分野では損害、海上、エンジニアリング、海上貨物、団体健康、賠償責任保険を含む、幅広い損害保険商品を提供している。
同社は、人工知能 (AI)、機械学習 (ML)、自然言語処理 (NLP)、ロボティクスなどの技術を活用し、革新的かつ新しい商品・サービスの数々を創出してきた。 HDFC ERGOは、多様な損害保険商品を提供しており、インド国内に299の支店と600以上のデジタルオフィスを展開し、完全にデジタル化された販売プロセスを有している。 同社のテクノロジープラットフォームは、顧客が24時間365日デジタルでサービスを利用できるようにしており、リテール商品に関するクレームの70%以上がデジタルで通知され、サービス対応の80%超がデジタル経由で行われている。そのうち10%はAI主導である。 2025年度 (2025年3月31日に終了する会計年度、FY25) には約3,400万件の保険証券を発行し、損害保険業界において有数の支払率を誇っている。
ユニークな保険商品、統合型の顧客サービスモデル、業界最高水準の請求処理プロセス、さらには数々の技術革新ソリューションに至るまで、HDFC ERGOは、あらゆる接点と節目において顧客を満足させ、リアルタイムでのサービス提供を実現している。
ダック・クリーク・テクノロジーズについて
ダック・クリーク・テクノロジーズは、損害保険業界および一般保険業界の未来を定義するグローバルなインテリジェントソリューションのプロバイダーである。 最新の保険システムを構築するためのプラットフォームであり、保険業界がクラウドのパワーを活用し、俊敏でインテリジェントな常勝のオペレーションを実行することを可能にする。 ダック・クリークの中核を成すのは信頼性、目的、透明性であり、個人や企業が最も必要とするタイミング、場所、方法で保険が提供されるべきだと考えている。 市場をリードする同社のソリューションは、スタンドアロンでもフルスイートでも利用可能であり、すべてダック・クリーク・オンデマンドで利用できる。 詳しくは、www.duckcreek.comを参照されたい。 最新情報については、LinkedInおよびXのソーシャルチャネルでダック・クリークをフォローされたい。
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