東京発, Aug. 07, 2025 (GLOBE NEWSWIRE) -- マルチクラウド環境向けアプリケーションセキュリティおよびデリバリーソリューションのグローバルリーダーであるラドウェア (Radware®) (NASDAQ: RDWR) は、APAC地域におけるサイバー活動の前年比動向を示す脅威インテリジェンス調査結果を発表した。
ラドウェアの脅威インテリジェンスは、同社のクラウドおよびマネージドサービス、ならびに脅威インテリジェンス調査チームから得られた2024年のネットワークおよびアプリケーション攻撃データに基づいている。 さらに、サイバー犯罪者に多用される公開型メッセージングプラットフォームであるテレグラム (Telegram) 上の情報も参照している。
主な調査結果
2023年から2024年にかけてのAPAC地域の動向:
- 平均DDoS攻撃緩和量は364%増加。
- DNSフラッドクエリ数は93%増加。
- 政府機関がハクティビストの標的として最多で、次いで教育機関となった。
ラドウェアの日本法人カントリーマネージャーである佐々木 健一郎 (Kenichiro Sasaki) は以下のように述べている。「APAC地域全体でサイバー攻撃の頻度および強度が急激に高まっており、DDoSインシデントがその中心となっています」。 「地政学的対立、拡大かつ複雑化する脅威対象領域、そして高度かつ持続的な脅威など、複数の要因が脅威の変革を促しています。 さらにAIの影響により、攻撃の参入障壁が下がり、極めてダイナミックな脅威環境が形成されており、それに見合ったダイナミックな防御戦略が求められています」。
ネットワーク層DDoS攻撃が3倍に拡大
2024年には、APAC地域でネットワーク層のDDoS攻撃活動および強度が大幅に増加した。 ラドウェアの脅威インテリジェンスによると:
- 攻撃活動:顧客1社あたりの平均DDoS攻撃件数は、2023年と比較して72%増加した。
- 攻撃ボリューム:緩和されたDDoS攻撃の平均ボリュームは、2023年比で364%増加した。
- 業種別標的:ネットワーク層のDDoS攻撃の55%はサービスプロバイダーが受け、次いでテクノロジー業界が21%、ゲーム業界が11%を占めた。
アプリケーション層DNS DDoS攻撃が大幅に増加
昨年は、レイヤー7のDNS DDoS攻撃における世界的進展の転換点となった。 2024年、APAC地域では:
- 攻撃活動:DNSフラッドクエリ数は、2023年比で93%増加した。
- 攻撃ボリューム:悪意のあるDNSトラフィックは、2023年比で93%増加した。
- 業種別標的:製造業が悪意あるDNSクエリフラッド活動の43%を占めた。 通信業界が40%で2位となり、次いでエネルギー業界が14%であった。
ハクティビストの攻撃が激化、報復および妨害を特徴とする傾向
政治的および思想的緊張を背景に、ハクティビズムはサイバー攻撃の主要な推進力であり続けた。 テレグラムから収集されたデータによれば、2023年から2024年にかけて、ハクティビストが関与を主張したDDoS攻撃の総数は世界的に20%増加した。
2024年におけるAPAC地域のテレグラムデータによると:
- 地理的標的:最も多く標的となった国はインドで761件の攻撃が確認され、次いでインドネシア (614件)、台湾 (281件)、タイ (220件)、バングラデシュ (188件) となった。
- 業種別標的:政府機関がハクティビストの標的として最多で、全体の17%を占め、次いで教育機関 (12%)、金融機関 (9%) となった。
- 主な攻撃主体:Executor DDoSが513件のDDoS攻撃の実行を公表し、最も活動が多かった攻撃主体となり、次いでRipperSec (467件)、NoName057(16) (362件) となった。
世界的な脅威状況の包括的な分析は、ラドウェアの新たな2025年版グローバル脅威分析レポート (2025 Global Threat Analysis Report) を参照されたい。
ラドウェアについて
ラドウェア (Radware®) (NASDAQ: RDWR) は、マルチクラウド環境向けアプリケーションセキュリティおよびデリバリーソリューションのグローバルリーダーである。 同社のクラウドアプリケーション、インフラ、API向けセキュリティソリューションは、AI駆動のアルゴリズムを活用し、最先端のWeb攻撃、アプリケーション攻撃、DDoS攻撃、API悪用、不正ボットからの正確かつ自動的なリアルタイム保護を提供している。 世界中の企業および通信事業者は、進化し続けるサイバーセキュリティの課題に対応し、ブランドおよび事業運営を保護すると同時にコストを削減するために、ラドウェアのソリューションを活用している。 詳細はラドウェアのウェブサイトを参照のこと。
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報道関係者向け問い合わせ先:
ジェリ・ダイレク (Gerri Dyrek)
ラドウェア
Gerri.Dyrek@radware.com
