マイアミ発, July 16, 2025 (GLOBE NEWSWIRE) -- 電力、デジタルインフラ、コンピューティングを大規模に統合したエネルギーインフラプラットフォームであり、ビットコインマイニングや高性能コンピューティングなど、エネルギー集約型の次世代ユースケースを推進しているハット8コーポレーション (Hut 8 Corp.)(NASDAQ | TSX: HUT) (「ハット8」または「同社」) は本日、規律ある資本配分、運営の厳格性、継続的なパフォーマンス最適化を重視した統合型プラットフォームモデルを通じて、エネルギーおよびデジタルインフラへの戦略的焦点と同社の外部ポジショニングを整合させる、企業リブランディングを発表した。
ハット8のCEOであるアッシャー・ジェヌート (Asher Genoot) は次のように述べている。「新たなブランドは、ハット8を常に差別化してきた特長、すなわち、電力優先、イノベーション主導で次世代デジタルインフラの開発・商業化・運用を進めるという姿勢を、より明確に表現するものです」。 「対等合併以降、当社はプラットフォームの各層で規律を持って事業を拡大し、全体のビジネスを制度化し、長期的に優れたリターンを投資家に提供するために必要な厳格さをもって実行してきました。 今回のブランド刷新は、当社のプラットフォーム主導戦略を外部ポジショニングに組み込み、市場に対して当社のビジネスモデル、構造的優位性、長期的価値創出へのアプローチをより明確に伝えるものです」。
同社のリブランディングは、新経営陣の下で1年以上にわたり戦略、事業運営、資本市場において規律ある実行を重ねてきたことを背景とするものであり、ハット8の地位を「電力優先・イノベーション主導」のエネルギーおよびデジタルインフラ開発企業として確固たるものにしている。 2023年11月にハット8・マイニング・コーポレーション (Hut 8 Mining Corp.) とU.S.データ・マイニング・グループ (U.S. Data Mining Group, Inc.)(以下「USビットコイン・コーポレーション (US Bitcoin Corp)」) が合併して以来、同社は以下の取り組みを進めてきた。
- エネルギーインフラプラットフォームを拡大し、2025年3月31日時点で15施設・合計1,020メガワット (「MW」) の運用管理体制を構築。この中には、キングマウンテンでの280MWおよびベガでの205MWにおよぶビハインド・ザ・メーター型大規模運用も含まれる。
- ユーティリティスケールの高速電力調達パイプラインを構築し、2025年3月31日時点で約10,800MWの総容量に到達。これは2024年第2四半期末時点の3,000MW超から3倍以上の増加であり、2,600MW超は独占交渉下にある。北米最大規模の発電事業者、電力会社、エネルギー投資会社、インフラ開発業者、トレーディング部門の元幹部や元チームメンバーが率いる電力専門チームが中核を担っている。
- AIデータセンター開発案件を推進し、合計430MWの開発案件を保有。その中には、ルイジアナ州の592エーカーに及ぶキャンパスであるリバーベンドが含まれ、同地では現在、敷地造成作業が進行中である。
- 次世代ティア1データセンターのフォームファクターを設計・商業化し、ベガにおいてASICコンピューティング向けに導入。この施設には、ハット8が設計した独自のラックベース・チップ直結型液冷システムが搭載されており、1ラックあたり最大180キロワット (「kW」) のASIC配備密度に対応している。初期の顧客との協議においては、本アーキテクチャが今後の液冷インフラや新たなHPCワークロード、次世代AIデータセンター設計における有効性を裏付けるものとして評価されている。
- ビットコインマイニング事業を独立した法人に再編し、アメリカン・ビットコイン・コーポレーション (American Bitcoin Corp.)(「アメリカン・ビットコイン」) を設立。これにより、同社の中核事業である電力およびデジタルインフラ事業からの資本を振り分けることなく、独立して拡張可能なビットコイン蓄積専用ビークルを構築した。
- 価格変動の小さい契約ベースの事業を拡大し、ベガにおけるビットメイン (BITMAIN) とのASICコロケーション契約、アメリカン・ビットコインとのASICコロケーションおよびマネージド・サービス契約、さらにオンタリオ州独立系電力システム運用者(「IESO」) との間で310MWの発電資産に関する5年間の容量契約を締結。
- 希薄化に配慮した革新的な資金調達を実行し、以下を含む取引を完了:(i) コインベース (Coinbase) とのクレジットファシリティを6,500万米ドル (約93億9,158万円) から1億3,000万米ドル (約191億5,977万円) に増額し、固定金利9.0%で契約 (2023年12月31日から2025年3月31日までの四半期における表面金利は10.5%から11.5%) 、(ii) ビットメインからのマシン購入資金にビットコイン担保のコールオプション構造を活用、(iii) 2024会計年度において、準備資産として保有するビットコインに対するカバードコール戦略で2,000万米ドル (約29億4,765万円) 超の純収益を獲得、(iv) 2025年3月31日時点で、1株あたり加重平均価格28.23米ドル (約4,063円) にて2億7,550万米ドル (約406億6,690万円) の純収益を調達したアット・ザ・マーケット (「ATM」) 株式発行プログラムを実施。
- 機関投資家との整合性を強化し、2024年第1四半期末時点で約12%だった機関投資家による持株比率を2024年末には約55%まで増加させた。この進展には、コーチュー (Coatue) による戦略的投資、アンカレッジ (Anchorage) からのローンの株式転換、ビッグ4監査法人の導入、電力およびデジタルインフラ分野で豊富な経験を有する人材の採用といった重要なマイルストーンが含まれる。
- 報告体制を再構築し、同社のプラットフォームの各層である電力、デジタルインフラ、コンピューティングが、全体の事業において成長、収益性、価値創出にどのように貢献しているかを、より明確かつ包括的に示す構成とした。
ハット8の名称は変更されておらず、同社がその名称の由来である技術革新の伝統と引き続き歩調を合わせていることを反映している。 この名称は、第二次世界大戦中にアラン・チューリング (Alan Turing) がコンピューターサイエンスと人工知能の基礎的研究を行ったブレッチリー・パーク (Bletchley Park) の建物に由来しており、同社はエネルギーとテクノロジーの交差点において、その伝統を現在も継承している。
今回のリブランディングは、ハット8の既存の関係、契約、業務には一切影響を与えない。 同社の新しいウェブサイトはhut8.comで公開されている。
ハット8について
ハット8は、電力、デジタルインフラ、コンピューティングを統合したエネルギーインフラプラットフォームであり、ビットコインのマイニングや高性能コンピューティングなど、次世代のエネルギー集約型ユースケースを推進している。 同社は、電力優先、イノベーション主導のアプローチで、現在および将来の画期的な技術を支える重要なインフラの開発、商業化、運用を行っている。 同社のプラットフォームは、米国およびカナダの15の施設で管理されている1,020メガワットのエネルギー容量を網羅している。これらは、アルバータ州、ニューヨーク州、テキサス州の5つのビットコインマイニング、ホスティング、およびマネージド・サービス施設のほか、ブリティッシュコロンビア州およびオンタリオ州の5つの高性能コンピューティングデータセンター、オンタリオ州の4つの発電施設、アルバータ州の1つの非稼働施設で構成されている。 詳細については、www.hut8.comにアクセスし、Xで@Hut8Corpをフォローされたい。
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ハット8コーポレーション、投資家向け問い合わせ先
スー・エニス (Sue Ennis)
ir@hut8.com
ハット8コーポレーション、広報担当者向け問い合わせ先
ゴーティエ・ルミーズ=ヤング (Gautier Lemyze-Young)
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