パリ発, June 23, 2025 (GLOBE NEWSWIRE) -- ジェットオプテラは、パリ航空ショー2025に初出展するにあたり、アラブ首長国連邦 (UAE) 市場向けにイアナン・アル・サマ (Eanan Al Samma) と共同開発中の500ポンド (約227kg) の貨物用VTOL無人航空機システム「J-500」に搭載されるエンジンの初回試験に成功したことを発表する。
エンジン初号機試験 (FETT) は、オランダのザーンダムにあるヴァン・デル・リー・ターボ・システムズ (VAN DER LEE Turbo Systems) の施設で実施された。 流体推進システム (Fluidic Propulsive System™: FPS™) の核心部である250kWのターボコンプレッサーは、FPS™が要求する適切な流量と圧力比を発生するように設計された2段軸流式コンプレッサーと機械的に結合されたフリータービンを採用している2軸エンジンである。 ジェットオプテラのCEO兼CTOであるアンドレイ・エヴレット博士 (Dr Andrei Evulet) は次のように述べている。「FETTは、ターボファンモードで運転された際、とても滑らかな起動と操作性を示しました。 この構成でエンジンに計測装置を装着し、圧力、温度、および推力をモニタリングしました。 次のステップではターボコンプレッサーの性能マッピングを行い、その後FPS™をJ-500機体に組み込みます。」
J-500プロトタイプはUAEとMENA市場専用に開発中で、特許取得済みの推進システムにより、VTOL機能と比類ない速度、低騒音、信頼性を備えた無人貨物ミッションを実行可能にするFPS™により、独自の機能を実現する。 FTC-250システムはモジュール式のため、そのコンポーネントはターボジェット、ターボファン、およびFPS™モードで動作可能である。
ジェットオプテラとイアナン・アル・サマは、記録的な短期間で達成されたFTC-250のユニークなアーキテクチャの設計と製造において、重要な支援を提供したパラメトリック・ソリューションズ (Parametric Solutions, Inc.) とヴァン・デル・リー・ターボ・システムズに感謝する。
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